発展途上臨床さいころじすとの航跡blog版 発達障害とパーソナリティ病理の交差(精神分析 臨床心理 心理療法)
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知り合いの先生からのセミナー案内です。よろしければどうぞ。




■概要

 臨床実践の中で私たちは、クライエントや援助対象者を適切に見立てることなしには、適切な関与や介入を行うことはできません。特に記述的な医学診断により発達障害とされてしまう人々の中には、力動的観点から見れば多様なパーソナリティ傾向が含まれることになります。また、発達障害と虐待の関連が長く議論されてきています。私たち臨床家は、発達障害という概念に振り回されることなく、クライエントが抱えている問題や症状の背景にある、パーソナリティのあり方やこころのあり方を多面的に把握する必要があります。その上ではじめて、クライエントに対する適切な関与が検討できるのではないでしょうか。

 横浜精神分析研究会・特別セミナーでは、力動的臨床において重要なテーマを毎回取り上げていく予定です。第2回目の今回は「アセスメント面接」をテーマとし、木部則雄先生をお招きしました。木部先生は、『こどもの精神分析』『こどもの精神分析2』(共に岩崎学術出版社)を著し、その中で発達障害児や被虐待児を含む、様々な子どものこころのあり方を論じられています。特に、Meltzer, D.(1975)の心的次元論を基礎においた「こころのルーレット」(木部,2012)は、発達障害か否かという直線的な理解を超えて、より包括的な理解の枠組みを提供しています。子どもの臨床家のみならず、成人の臨床家にとっても、臨床の中で発達障害をいかに位置づけるのかは極めて重要なテーマと言えます。

 本セミナーでは、前半は発達障害に関して木部先生にご講義いただき、後半は事例検討を通して実際の臨床との照合作業を行います。臨床技術のブラッシュアップを目指しましょう!

■講師の先生のご紹介: 木部則雄 先生

 京都府立医科大学卒業後、聖路加国際病院小児科にて小児科医として臨床を開始され、帝京大学医学部付属病院精神神経科を経て、タヴィストック・クリニック児童家族部門に留学。帰国後、子どもの精神分析的心理療法の実践および後進の訓練に尽力。上記の二著書の他に、『母子臨床の精神力動―精神分析・発達心理学から子育て支援へ』『こどものこころのアセスメント―乳幼児から思春期の精神分析アプローチ』(共に岩崎学術出版社)、『自閉症の精神病への展開』(明石書店)、『トーキング・キュア-ライフステージの精神分析』(金剛出版)の監訳に携わる。現職は、白百合女子大学文学部児童文化学科発達心理学専攻教授、こども・思春期メンタルクリニック院長。

■司会:北川清一郎(心理オフィスK) ・ 吉沢伸一(ファミリーメンタルクリニックまつたに)

■日程:平成27年1月25日(日)
12時30分 受付開始
13時00分~14時50分 第1部: 発達障害に関する講義
15時00分~16時50分 第2部: 事例検討による発達障害とパーソナリティ病理の交差に関する理解

■会場:神奈川県公文書館 大会議室

■交通:相鉄線「二俣川駅」(横浜駅から急行11分)下車、徒歩17分。又は相鉄バス「運転試験場循環」で「運転試験場」下車徒歩3分。







■参加資格:臨床心理士や医師等の守秘義務をもつ専門家、臨床心理系大学院生等。力動的臨床を実践しようと思っている/実践しはじめたばかりの初心の方から、既に経験を積んでおられる方々まで幅広い経験の方が研鑽できる内容となっております。

■費用:6,000円(修士課程の大学院生は5,000円)

■定員: 140名(先着順です)

■申込方法:(1)名前(2)所属(3)電話番号(4)メールアドレス(5)臨床心理士の資格の有無、を明記して、以下のメールアドレスまでご連絡ください。銀行口座をお知らせしますので、振込をしてください。振込を確認できた時点で申込確定となります。

■申し込み先:北川清一郎 宛

■主催:横浜精神分析研究会
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