発展途上臨床さいころじすとの航跡blog版 こころのマトリックス(精神分析 臨床心理 心理療法)
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オグデンはアメリカ東海岸に拠点を置く精神分析家・訓練分析家でいわゆる独立学派に位置付けることができると思われる。彼はイギリスで訓練を受け、その時にクライン学派や対象関係論に強く影響を受けたようである。

本書の前半部分では人間の精神・心の生物学的基盤・遺伝コードは何なのかについて議論しており、そこではヴィゴツキーの深部構造を参照しつつ、探究している。フロイトやクラインが探究した生物学的基盤とはまた違った面白味があるように感じる。

さらに中盤から後半にかけてはクライン・ビオン・ウィニコット・フェアバーンといった分析家を参照しつつ、クライン学派と対象関係論学派の「弁証法的対話」により、その異動を論じ、理論を結び付けようとしている。

本書ではまだ登場はしていないが、オグデンはその後、自閉隣接ポジションや分析の第三主体などの着想を編み出し、深めていくようになる。


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