発展途上臨床さいころじすとの航跡blog版 精神病状態の精神病理への寄与(精神分析 臨床心理 心理療法)
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ハーバート・ローゼンフェルド(著)「精神病状態の精神病理への寄与-精神病患者の自我構造と対象関係での投影同一化-」 1971年
E.B.スピリウス(編)松木邦裕(監訳)「メラニー・クライン トゥデイ1」 岩崎学術出版社 1993年 pp142-166.

ローゼンフェルドは投影同一化に関して、(1)コミュニケーションとしての投影同一化、(2)自己の不要な部分を取り除くための投影同一化、(3)他者のコントロールをするための投影同一化、(4)羨望に対する防衛としての投影同一化、(5)他者に寄生するための投影同一化、の5点にまとめている。ちなみに5点目についてはピックの付着同一化に近いかもしれない。

いずれにしてもメラニー・クラインが投影同一化の概念を提唱し、その時期では単に投影機能・排出機能ぐらいにしか理解されていなかった。それが時を経て、ビオンもそうだが、単なる病理的なものだけではなく、発達的側面に焦点を当てたり、ローゼンフェルドのように投影同一化の機能を細分化したりして、さまざまな研究されてきているようである。


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