発展途上臨床さいころじすとの航跡blog版 急性精神分裂病者の超自我葛藤の精神分析(精神分析 臨床心理 心理療法)
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ハーバート・ローゼンフェルド(著)「急性精神分裂病者の超自我葛藤の精神分析」 1952年
E.B.スピリウス(編)松木邦裕(監訳)「メラニー・クライン トゥデイ1」 岩崎学術出版社 1993年 pp15-60.

前半には精神分裂病に対するセラピーとして自我支持的なアプローチと、洞察志向的なアプローチについてレビューされている。ローゼンフェルドはクライン派であり、クライン派はどのような病態にも精神分析をできるかぎりピュアな形で提供しようとする。本論文でもそうした方向の元で書かれており、それによって一定の成果が上げれるということを主張している。

特に精神分裂病の超自我について焦点付けられている。神経症の超自我に比べて精神分裂病の超自我は過酷で迫害的で破壊的である。それゆえか超自我を投影同一化を通して他者に排出し、その押し付けられた他者からの攻撃と体験されるのが、原始的な超自我であり、精神分裂病がよく体験するものである。ローゼンフェルドはそうした超自我を転移分析的に扱うことで精神分裂病の精神病理を深く理解できるとしている。


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