発展途上臨床さいころじすとの航跡blog版 方法としての動機づけ面接(精神分析 臨床心理 心理療法)
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動機づけ面接(MI)は、なかなか治らないアルコール依存症や薬物依存の患者のために開発されたものであり、行動療法的な側面と来談者中心療法的な側面がある。この技法の名称から動機を引き出したり、植えつけたりすることをイメージされがちであるが、実際にはそうではなく、患者が本来の進むべき道を自分で見出していくようにサポートする方法である。ただ、このMIは何十セッションも継続して行うことで効力を発揮するものではなく、ほとんど数セッションだけでことたりるものである。ただし、時間の経過によってその効力は徐々に少なくなる。そのため、インテークや初回面接などの最初にMIを実施し、その後、何か特定の技法や戦略につなげていくような使い方が良いようである。

本書はMIのマニュアル本ではなく、この本を読んで、MIが身に着けれるようなものではない。ただ、MIの歴史や方法論が整理されて記載しており、その全体像をつかむ上では大変有用である。さらに付録としてMIのいくつかの尺度も掲載されており、今後の研究や習得をしていく上で役に立つのではないかと思う。


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