発展途上臨床さいころじすとの航跡blog版 認知の発達(精神分析 臨床心理 心理療法)
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モネー・カイル(著)「認知の発達」 1968年
松木邦裕(監訳)「対象関係論の基礎」新曜社 2003年

本論考の最後にも書いているが、モネー・カイルはここで何か新しい概念を提出したり、新たな理論構築をしたりすることを目指しているのではない。ビオンに代表される、思考の理論を補完したり、補足したりするためのものであるとしている。

カイルによると、誤った概念の形成により、人間は苦しんでいるとしている。それは人生の事実を知ることの苦痛から逃れるために形成されたものである。いわゆる否認ということなのかもしれない。否認により、ある種の根源的な苦痛は回避できたとしても、それによる副作用ともいうべき苦痛がさらに待ち受けている、と言い換えることが可能かもしれない。


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