発展途上臨床さいころじすとの航跡blog版 患者の投影同一化による逆転移のある特異面(精神分析 臨床心理 心理療法)
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レオン・グリーンバーグ(著)「患者の投影同一化による逆転移のある特異面」 1962年
松木邦裕(監訳)「対象関係論の基礎」新曜社 2003年

いわゆる「投影逆同一化」についての論考である。ハイマンは逆転移を患者理解のために利用することを提唱したが、投影同一化に分析家がはまり込んでしまい、治療的な理解に結び付けるどころか、患者の投影同一化に踊らされ、時には行動化してしまうような分析家のありかたをこの投影逆同一化という言葉で表したのが本論考である。

そのようになってしまうのは、患者によってもたらされた投影同一化や、その素材の猛々しさよるもので、それに分析家が耐えられない時にそうなってしまうとしている。そうなったときには、患者と分析家のコミュニケーションが阻害され、断ち切られてしまう。それらはほとんど無意識の領域で起こっており、意識化することは困難である。


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