発展途上臨床さいころじすとの航跡blog版 こころを癒すノート(精神分析 臨床心理 心理療法)
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こころが晴れるノート」や「うつを克服するための行動活性化練習帳」の姉妹本。PTSDやトラウマを受けたユーザー向けに作成されたワークブック付きのマニュアル。

PTSDの心理治療にはEMDRやPEが有名であり、認知処理療法は日本ではまだマイナーに属するものかもしれない。認知処理療法は大まかには認知再構成法と曝露療法を入れ込んだパッケージ形式のCBTであると言える。そして、スタックポイントや同化、過剰調節といった特有の概念を盛り込み、それにそった治療プログラムを構成している。

スタックポイントとは、トラウマを思いだし、整理する時に行き詰る点であり、信念に大きく根付いたものである。そして、トラウマにより「今まで信じてきたことを固く守って、出来事を解釈し(同化)」、「起こった出来事に過度に合わせて、それまでの考え方を極端に変える(過剰調節)」をすることにより、トラウマが慢性化し、過度に自責的になったり、回避的になってしまったりする。そこを認知再構成法で柔軟にしていくのである。

さらに、トラウマ場面を書き出し、それを繰り返し読み上げることにより、曝露していくことによって、トラウマを克服していくのである。

これらのことを7つのステップを通して、順次自分で行うことができるように本書は構成されている。
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