発展途上臨床さいころじすとの航跡blog版 精神分析という営み(精神分析 臨床心理 心理療法)
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本書が出版されたのは2003年であり、私がまだ学生だった頃にすぐに購入した本である。ただ、当時は全くチンプンカンプンで1~2章ぐらい目を通したところで挫折してしまった記憶がある。その後、10年ほど書棚のインテリアとしての役割をはたしてもらっていたが、最近たまたま手に取ることがあった。今回は10年ほどの歳月でそれなりに臨床を積み上げてきたからか、何とか最後まで読み進めることができた。もちろん、細部をどこまで理解できているのかは不明であるが。著者は「精神分析は知的なものではなく、カウチの周辺にある生々しい営みである」というようなことを言っている。私は精神分析を実践するものではないが、分析的なセラピーをある程度経験したことがあるからこそ、知的に読むのではなく、生々しさの一端を理解し、今回は本書を最後まで読めたのかもしれない。

本書は10章から構成されており、1章を除き、いずれも発表された論文に加筆修正したものを掲載している。そして、そのどれもが知的な理解ではない、生々しい営みがそこに繰り広げられており、まさに精神分析はその人と出会うものであるということがより深く分かるような気がしてくる。


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