発展途上臨床さいころじすとの航跡blog版 解説(精神分析 臨床心理 心理療法)
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本書「再考:精神病の精神分析論」の第1章イントロダクションを除く、第2章~第9章はビオンが主に国際精神分析誌に投稿したものである。そしてこの「解説」はこれらの論文を再び考察しなおしたものである。また1967年時点のビオンの新たな思索も含まれているので、単なる解説には終わらないものでもある。

第2~9章の論文は事例を掲載し、そこから考察を進めているのであるが、後年のビオンの論文ではそうした事例はまったく載せなくなってしまっている。そのことについてビオンは本論文で触れており、精神分析セッションは言語的な記述では言い表せないとしている。そのため事例は載せずに論考を進めるようになったとのことである。そして、精神分析の論文を読むのは、精神分析セッションと同様の姿勢で臨まねばならないとしている。つまり、「欲望なく、記憶なく、理解なく」である。そして、忘れ去られるべきであるとも言っている。


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