発展途上臨床さいころじすとの航跡blog版 考えることに関する理論(精神分析 臨床心理 心理療法)
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ウィルフレッド・R・ビオン(著) 「考えることに関する理論」 1962年
松木邦裕(監訳) 中川慎一郎(訳) “再考:精神病の精神分析論” 金剛出版 2007年 pp116-124

ビオンは思考の発達について卓越した知見を残しているが、本論文はその代表的なものである。人間は欲求不満に耐える能力が十分であれば、求める乳房がない時には、「それはないんだ」と思え、それが考えるための装置として発達していく。しかし、耐える能力がない時には、「不在の乳房」があると知覚し、考えるための装置が発達せず、すべて悪い対象であると体験してしまう。そこでは、考えを考えるための装置ではなく、悪い対象を排出するための装置となってしまうのである。


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