発展途上臨床さいころじすとの航跡blog版 遊ぶことと現実(精神分析 臨床心理 心理療法)
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本書は1951年に発表された「移行対象と移行現象」を元にして、さらにその後に発展させた知見について論じられたものである。

移行対象とは、乳幼児が一時的に固執する決まったぬいぐるみや布きれ、洋服などである。そして一定の時期が過ぎ去れば、それは忘れられてしまうものである。乳幼児に接したことのあるものならば誰でもが理解できるものであろう。これらは単に乳幼児の発達心理学の一現象として見るだけでなく、精神分析臨床の中において患者が示す様々な様態の理解を深めることのできる概念でもある。

本書は11の章から成っており、一部はこれまでに発表されたものを再録したり、修正して載せられたりしている。そのどれもが、錯覚の世界から現実の世界にどのように移行するのか、そして移行する際の中間領域について論じられている。その中間領域はplayやplayingが大きな意味を持っており、それは乳幼児だけではなく、成人の精神分析の中においても発見することのできるものである。


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