発展途上臨床さいころじすとの航跡blog版 破綻恐怖(精神分析 臨床心理 心理療法)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


ウィニコットは破綻恐怖はほぼ全ての人が持っているものであると主張する。それがすぐに顕在化する人もいるし、長い分析の中で徐々に露になる場合もある。破綻恐怖は人生の最早期に既に体験しているのである。それは発達促進的な環境の失敗、侵襲によって起こされる幼児的な反応だからである。分析ではそれらを「思い出す」ということが必要となってくる。

そして破綻恐怖は様々な形の恐怖症に姿を変えている。死の恐怖、空虚感、存在しないこと、等々。

さらに、ある部分では精神神経症でもこの破綻恐怖を乗り越えないと分析は終了できないのである。これらを恐れ、分析家も患者も見ないようにして、円満で終わることはある意味では共謀である。この恐れていることを十分な理解と洞察の中で再び体験しなければ価値はない。そうではないと、現実的に精神病院に行くという羽目になってしまうのである。


関連記事
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://purely0307.blog79.fc2.com/tb.php/565-719f5f7b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。