発展途上臨床さいころじすとの航跡blog版 精神分析下で退行に出会う際の設定の重要性について(精神分析 臨床心理 心理療法)
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D.W.ウィニコット(著)「精神分析下で退行に出会う際の設定の重要性について」 1964年
館直彦 他(訳)“ウィニコット著作集6巻 精神分析的探究1 精神と身体” 岩崎学術出版社 2001年 pp122-129

本論文は精神分析候補生に向けたセミナーで話されたことである。テキスト的なことではなく、ウィニコット個人の見解を述べるようにと言われていたようで、ウィニコットが自由に話しているのが特徴的である。

ここでは重篤な症例における退行を例にして話されている。これらの退行は大変大規模なものであり、抱えることがかなり困難になってくる。それは幼少期の絶対的な依存の時期に至る退行であり、100%の安全な環境を患者は求めているからである。

そのような時、解釈は必要であるが、それだけでは不十分であり、場面設定とその維持が大変重要となってくるようである。その中で、(1)抱えること(2)取り扱うこと(3)現実のものにすること、の3つが発達促進的な環境となるとウィニコットは主張している。そして絶対的依存の時期から相対的な依存の時期、さらには自立に向けて動き出すのである。


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