発展途上臨床さいころじすとの航跡blog版 知っていることと知らないでいること:ある臨床例(精神分析 臨床心理 心理療法)
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ウィニコット著作集6巻 精神分析的探究1 精神と身体

D.W.ウィニコット(著)「知っていることと知らないでいること:ある臨床例」 年代不明
館直彦 他(訳)“ウィニコット著作集6巻 精神分析的探究1 精神と身体” 岩崎学術出版社 2001年 pp33-35

35才女性の精神分析を素材にしている。患者は自分が何かに気づいているのに気づいていることを認めないということが繰り返されていた。

そのことが夢や言い間違いに幾度と無く現れ、それをウィニコットが分析していく中で両親との関係にいきついた。それは母親が彼女をだましていたが、だましていたことを認めることができなかったことが関係していたのである。

それは悪意をもってのことか悪意がないことなのかは分からないが、その両親との関係がウィニコットとの間にも転移されていた。つまり、患者はウィニコットが分析を守るために時には患者(彼女)をだますかもしれないと彼女は知ることができるようになったのである。これが一つのワークスルーと言えるのかもしれない。


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