発展途上臨床さいころじすとの航跡blog版 治療的コンサルテーションであらわれた解離(精神分析 臨床心理 心理療法)
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D.W.ウィニコット(著)「治療的コンサルテーションであらわれた解離」 1965年
西村良二(監訳)“ウィニコット著作集2 愛情剥奪と非行” 岩崎学術出版社 2005年 pp276-303

ウィニコットは反社会的行動や非行は愛情剥奪に起源があるとしている。そして愛情を取り戻すために反社会的な行動を行うとして、そこにネガティブな意味合いではなく希望を見出だしたのである。

本論文では上記の内容に解離や強迫の概念を加え、一つの治療相談のケースを通して、詳細に述べている。

ここで述べられているケースは8歳女児で盗みの問題のためにウィニコットの下に連れてこられたようである。この女児は解離を起こしており、強迫に盗みを繰り返していたようである。ウィニコットとの1時間15分の治療相談の中で、この女児の早期の愛情剥奪にまで到達し、解釈することで劇的に変化し、以後盗みをしなくなったと報告されている。

解離は外傷の結果として出現すると言われている。ということは愛情剥奪が外傷であると言えるのかもしれない。


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