発展途上臨床さいころじすとの航跡blog版 心理学的観点から見た少年非行(精神分析 臨床心理 心理療法)
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D.W.ウィニコット(著)「心理学的観点から見た少年非行」 1946年
西村良二(監訳)“ウィニコット著作集2 愛情剥奪と非行” 岩崎学術出版社 2005年 pp121-128

治安判事に向けた講演録である。非行について、ただ単に罪を罰するという観点からだけではなく、非行に走るその要因や意味についてウィニコットなりの視点を提供している。

まず、盗みについてであるが、ウィニコットは盗むことは良い母親を探し、良い母親から良いものを取ることを意味しているという。そして、基本的には家庭で得るはずだった安定性が得られないので、社会が提供することを期待して非行に走る、という理解もできるとのことである。言い換えれば、非行はSOSを発信し、コントロールされることを望んでいるということもできるのかもしれない。

このような中で厳格な父親の姿が少年が見て取れると、原初的愛の衝動、罪悪感、修復の意思が回復することができるとウィニコットはしている。


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