発展途上臨床さいころじすとの航跡blog版 攻撃性の起源(精神分析 臨床心理 心理療法)
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この時期のウィニコットは完全にクラインから離れており、独自の対象関係論を追及している時期である。

以前の論文「攻撃性(1939)」とは違い、攻撃性というものをプライマリーなものとはせず、破壊のための破壊ということではなく、活動性や対象希求の一つの形態であると見るようになっている。

母親の胎内にいるときから胎児はお腹を蹴ることをしているが、これは活動性として捉えることができ、このようなことをとおして、世界と自己を区別することが次第にできるようになっていくとウィニコットは言う。さらに、夜に見る夢は攻撃行動のより成熟した代替行動であるとしており、夢の中で破壊や殺人を犯すことがあるが、適度な興奮をもたらすものであるとしている。

このように単なる破壊だけの攻撃性をウィニコットはみておらず、そこに活動性や他者と関わることの起源があるとしているところはウィニコットらしい捉え方であるように思われる。


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