発展途上臨床さいころじすとの航跡blog版 戦時下と平和時における子どもたちの宿舎(精神分析 臨床心理 心理療法)
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D.W.ウィニコット(著)「戦時下と平和時における子どもたちの宿舎」 1946-48年
西村良二(監訳)“ウィニコット著作集2 愛情剥奪と非行” 岩崎学術出版社 2005年 pp76-81

子どもが家庭や両親から離れて、宿舎や里親の元で生活する際に起こりうる問題について論じている。全ての子どもがそうであるわけではないが、親から離れることにより強い心理的な負荷がかかり、様々な問題を起こすことがある。非行や反社会的な行動に走るものもいるし、夜尿や爪咬みなど非社会的な行動をとるものもいる。

彼らに必要なことは、安定した環境と個人的な管理とその継続である、とウィニコットは言う。そのためにはマンパワーと心配りのできる管理者、里親が必要であろう。そして、このようなときには精神療法などはあまり役に立たないとのことである。それよりも日々の世話が大切になるのであろう。

このような状況のなかで精神科医や精神科ソーシャルワーカーの共同が絶対的に必要になってくるのかもしれない。


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