発展途上臨床さいころじすとの航跡blog版 フェミニズムというもの(精神分析 臨床心理 心理療法)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


他のところでもあるようだが、ウィニコットはリベラル系の雑誌に投稿していたりするようで、もしかしたら政治・思想的にそっちの方向かもしれない。それはともかく、本論文は進歩主義者同盟で講演したものである。ウィニコットはまずはフェミニズムを考える上で、生物学的な性差は前提としてあり、そこから出発せねばならない、と言っている。これはもっともなことであるが、最近の過激なフェミニズムを見ると、そうした生物学的性差をも無視しようとする動きもあるようで、変な偏りも感じられる。

精神分析の根本的な葛藤に、男性の去勢不安、女性のペニス羨望がある。これはフロイトが言い出したものであるが、これがフェミニズム思想の人たちには酷く精神分析が嫌われている要因となっている。つまり、ペニス=男性が優位となっているという主張である。実際にはそうではない部分もあるのだが、どうもフェミニズムの人はヒステリックにこの点に反応しているようである。ウィニコットは本論文では、逆に男性が女性に羨望している、という視点でも話をしている。細かい発達論は飛ばすが、一次的な対象・環境としての母親の視点が絡んでいるものと思われる。


関連記事
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://purely0307.blog79.fc2.com/tb.php/515-c8ba0e41
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。