発展途上臨床さいころじすとの航跡blog版 抑うつの真価(精神分析 臨床心理 心理療法)
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先の論文「偽りの自己の概念」では犯罪にも意味があるという、というウィニコットの主張を紹介したが、この論文では抑うつにも意味がある、ということが論じられている。

抑うつというと、気分が落ち込み、何事にもやる気が出ず、悲観的に物事を考えて、希死念慮まで出てくる状態を言う。しかし、そのような精神医学的な症状だけではなく、抑うつには罪悪感や喪を抱える能力とも関係し、成熟へのプロセスと捉えることもできるのである。

これらはクラインの抑うつポジションとも関連のある話であり、現代の精神分析から言うとごく当然の話のように思えるが、当時では斬新なアイデアだったのかもしれない。


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