発展途上臨床さいころじすとの航跡blog版 健康な個人という概念(精神分析 臨床心理 心理療法)
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何を持って健康とするのかはなかなか難しい問題である。単に病気が無いという状態だけで健康とすることができないのは当然である。ウィニコットは成熟や性衝動のコントロール、対象と関係すること、障害の受容、創造的であること、などを健康の指標として挙げている。

精神分析は元々はヒステリーの治療のために出発し、アメリカでは精神医学と結びついて力動的精神医学を生み出した。それは完全に健康を害している人を治療するための方法論として確立したといえるだろう。それはそれで一つの形であるかもしれないが、片方では精神分析は医学とは距離を取り、個人がより豊かに生きるため、より自由に生きるための人生を見直すための方法としても確立されていった。そこではいわゆる病気もなく、職業生活も家庭生活も一見すると何の問題も持っていない人が精神分析の門を叩き、精神分析を受けるといったことも多くなった。さらには、精神分析家になるための訓練として精神分析を受けるということも現代では非常に重要となっている。

ここでは従来の健康・病気では捉えきれないものを精神分析では扱っていると言える。


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