発展途上臨床さいころじすとの航跡blog版 ジョセフ・サンドラー:“超自我の概念について”へのコメント(精神分析 臨床心理 心理療法)
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D.W.ウィニコット(著) 「ジョセフ・サンドラー:“超自我の概念について”へのコメント」 1960年
D.W.ウィニコット(著) 北山修(監訳) 「ウィニコット著作集7 精神分析的探求2 狂気の心理学」 岩崎学術出版社 1998年 pp227-239

サンドラーは「Psycho-analytic study of the child(1960)」の論文の中で超自我について詳細に検討している。早期の超自我と罪の発達について自我心理学とクライン派の理論の相違を明らかにし、超自我概念の弱体化について論じている。これは以前は超自我葛藤とされていたものが対象関係の中で論じられることが多くなったことを意味している。さらに現実原則を受け入れる際の自己愛の傷つきを和らげる手段として、子どもは「両親の要求に対する従順さと迎合」や「両親への同一化と模倣」をしていることをサンドラーは強調している。これらを含めて、サンドラーは古典的な理解である超自我をエディプスコンプレックスの解消に再び繋げようとしているのである。

ウィニコットはエディプスコンプレックスの過程の中で生起する超自我は部分対象関係の中の出来事であり、その幻想に由来するとしている。つまり、身体と精神の中間的な領域での出来事であるということなのかもしれない。
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