発展途上臨床さいころじすとの航跡blog版 精神分析における解釈(精神分析 臨床心理 心理療法)
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解釈は精神分析をする上で欠かすことの出来ない治療者としてのアクティビティである。それは自由連想の中に出てきた言語を素材にしての解釈から、動作面の素材を基にした解釈まである。前者では「患者は観察者の目によって責め立てたてられているようには感じないですむという明らかな利点がある」とウィニコットは言う。どちらにしても解釈は患者の一部を素材として、全人格に語りかけるものである。

そして、分析家は患者が伝えてきたことを一番簡単な形にしてその患者に戻す、という照らし返しがある。これは役に立たない時間の浪費であると思われやすいが、そうではない。それは、解釈は正しい解釈というものはないし、また、解釈した時点で患者は別の領域に進んでいることもある。

転移による信頼を許す範囲を超えた解釈は突如として脅威に変わってしまうのである。それは患者が未だに到達していない情緒的発達の段階に触れるものだからである、とウィニコットは言っている。


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