発展途上臨床さいころじすとの航跡blog版 エビデンス・ベイスト心理療法シリーズ9 摂食障害(精神分析 臨床心理 心理療法)
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エビデンスベイスト心理療法シリーズの9巻目。概してこのようなシリーズ物はなぜか1巻から順に出ないのが不思議なところ。摂食障害に関しての概要から心理モデル、治療方法、症例提示をコンパクトにまとめている。

摂食障害というと過食(BN)と拒食(AN)が有名であるが、最近ではそれに類さない摂食障害の特定不能型が注目を集めており、典型例よりもそのような特定不能な型が頻度としては大きいことが知られてきているようである。

そして治療方法としては認知行動療法と家族療法がエビデンスとしては信頼できるものとして挙げられており、それに追加して動機づけ面接も挙げられている。ただし、今のところどの治療方法も満足のいく治療成績を残せていないため、さらなる治療方法の開発が待たれるところのようである。本書の後にでたものでCBT-Eというものがあり、これは「摂食障害の認知行動療法」医学書院として邦訳も出ている。これもまだまだ効果研究を重ねなければならないが、有望な治療方法であるとあとがきでも書かれている。

あと、付録として患者説明用のパンフレットなども掲載されているが、本書の中で紹介されていた心理検査などはなく、残念なところである。版権の問題があったのかもしれないが。


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