発展途上臨床さいころじすとの航跡blog版 育児、保育、および精神分析的設定のなかでみられる依存(精神分析 臨床心理 心理療法)
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D.W.ウィニコット(著) 「育児、保育、および精神分析的設定のなかでみられる依存」 1963年
牛島定信(訳)“情緒発達の精神分析理論-自我の芽ばえと母なるもの-” 岩崎学術出版社 pp283-297

 育児における幼児と母親との関係は、分析治療における患者と分析家との関係はパラレルであるというのはウィニコットが常にしてきた主張である。そして幼児と母親との間でなされていることは分析治療に利用できるのである。

 そして依存をどのように扱うのかは学派によってかなり違うのかもしれない。厳格なフロイト的・クライン的な対応であると依存は分析家に向けられた転移であるので、解釈によって応答しなければならないとなるであろう。しかし、ウィニコットは早急な解釈はたとえ正しい解釈であったとしてもその情緒的体験をこなす能力がないので、怒りや興奮を引き起こすとしている。患者が万能感を十分に体験できる環境を提供することが分析家の務めでもあるとしている。


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