発展途上臨床さいころじすとの航跡blog版 精神分析的治療の目標(精神分析 臨床心理 心理療法)
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ウィニコットは精神分析を行うにあたって“生きていること”“平穏にしていること”“目を醒ましていること”の3つを目標にしていると言う。単純なことであるように見えるが、この3つは実際のところなかなか難しいように思う。さらに解釈をする理由として、

(1)何も言わなければ患者は分析家が何もかも理解してると万能感をもつ。逆にいうと解釈をして間違うことにより、ある程度は部外者になれる
(2)適切な瞬間に言葉にすることによって患者の知的活動が作動する

の2つを挙げている。このような操作を通して転移のワークスルーが進み、自我が統合されていくとウィニコットはしている。その結果、患者は自由になれ、情緒的発達の促進・成長が見られるようになるのである。

 またここはウィニコットらしいところであるが、このような過程は何も標準的な精神分析でしかできないというわけではないし、標準的な精神分析以外の方法をすることのほうが促進できる場合もあるとさえ言っている。もちろん、それは精神分析的な訓練を受けた精神分析家だからこそできると言えるかもしれないが。


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