発展途上臨床さいころじすとの航跡blog版 図解による学習理論と認知行動療法(精神分析 臨床心理 心理療法)
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図やイラストを多用し、視覚的に分かりやすく書かれた初心者向けの入門書。またタイトルのように学習理論と認知行動療法の橋渡しをしているところに本書の独自性がある。認知行動療法はもともとは行動療法や学習心理学から出発しているのにも関わらず、そういった基礎をおざなりにしてテクニックのみに走り勝ちではあるので、基礎を臨床に結びつけるためにはこういった勉強が必要であると思う。

2章では、レスポンデント条件付け・オペラント条件付け・社会的学習理論などの基礎理論と、それから発展してきた技法論がおおまかに記載されている。そして、後半ではうつ病やさまざまな不安障害に対してどのように認知行動療法を適用するのかをケースを用いて説明されている。

最初に書いたように本書は初心者向けに分かりやすく書かれているだけに、どうしても応用的な部分や臨床の細かい部分がそぎ落とされてしまっている。それ以上のことを知りたい場合には多書を参照すると良いだろう。

あと、ソクラテス式質問について「刑事コロンボのように」といった表現で説明しているところが多い。よっぽど好きなのだろうか。


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