発展途上臨床さいころじすとの航跡blog版 不安障害の認知行動療法(3)強迫性障害とPTSD(精神分析 臨床心理 心理療法)
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パニック障害と社会恐怖に続く3冊目。原著では1冊の本であったらしいが、便宜的に3冊に分けたらしい。確かに全部一つだとかなり重たくて携帯には不便だろう。また原著では特定の恐怖症と全般性不安障害も収められているようだが、日本語訳にはそれは収録はされてないようである。その辺も今後日本語訳が出ることを期待したい。

本書では強迫性障害とPTSDについて書かれており、1巻2巻と同様に症状編・治療編・ガイド編・患者向けマニュアル編という構成でなされている。症状編・治療編では強迫性障害・PTSDそれぞれについてのこれまでの膨大な研究がまとめられており、知識の整理に随分と役に立つようになっている。またこのような根拠が明示されていることにより、安心と自信をもって治療に当たれることだろう。

患者さん向けマニュアルではかなり平易な文章で書かれているので、初心者の治療者にとってはここから読むとさらに全体像が理解しやすいのではないかとも思われる。ただ、PTSDの項目で不安コントロール・呼吸法・認知再構成法などについては「1巻を参照」となっており、この1冊では実質的には不十分になってしまっている。このあたりは多少分量が増えても同じ内容を収録してくれると使いやすいマニュアルになったのではないかと思われる。
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