発展途上臨床さいころじすとの航跡blog版 イライラするのはどんなことですか(精神分析 臨床心理 心理療法)
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D.W.ウィニコット(著) 「イライラするのはどんなことですか」 1960年
井原成男・斉藤和恵(訳) “ウィニコット著作集5巻 両親に語る” 岩崎学術出版社 pp73-93

母親が子どもにイライラすることは結構よくあることだが、一部の人は”親は子どもに愛情をもって接すべきだ”という信念を持っている人は容易にイライラを認めることができず、抑圧してしまいうがちである。

ウィニコットも言っているが、悩み、イライラ、怒りを声に出して、言葉にして吐き出すことが良いとはっきりと言っている。ちなみにここでも母親たちの討論を聞いてウィニコットはコメントをしているが、コメントをするまでもなく、母親たちは子どものどういうことでイライラするのかをお互いにお話することでかなり盛り上がっているようである。討論自体が声に出して言葉にすることを実践しているようである

この母親が子どもにイライラすることは当然のことであり、自然なことである。しかし、これを行動化して、子どもにぶつけることなく、きちんと抱えることも重要であり、ウィニコットは「逆転移の中の憎しみ(1950)」という論文で分析家ー患者関係に書き直して論じている。

ここにウィニコットの母親ー子どもと分析家ー患者のパラレルな関係から見ていく視点がはっきりと表されているようである。


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