発展途上臨床さいころじすとの航跡blog版 認知療法・認知行動療法治療者用マニュアルガイド(精神分析 臨床心理 心理療法)
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平成22年度から認知行動療法が保険点数として算定できるようになった。その認知行動療法を行う上でのマニュアルが本書である。100ページちょっとの薄くて簡単な本なので小1時間もあればすぐにでも読める手軽なものである。

本書では認知行動療法の概要が最初に書かれており、その後ケースフォーミュレーションの方法や認知行動療法の各種の技法(ソクラテス的対話、認知再構成法、行動活性化、問題解決技法、アサーショントレーニング、スキーマの修正など)が簡潔に説明されている。また付録としてコンピュータ支援による認知行動療法も取り上げられており、パソコン好きに私には少し興味がそそられる内容となっている。

そして、CDROMも付録としてついており、著者が認知行動療法を施行している実際の様子を見ることができる(ロールプレイではあるが)。ちなみに撮影は製薬会社の協力の元で作られているので、薬物療法に対する自動思考を扱い、アドヒアランスを高めることができるように撮影されている

しかし、本書の内容もCDの内容もそうであるが、初歩の初歩、基礎の基礎を簡単に説明されているだけであるので、臨床の中で起こるさまざまな問題を柔軟に対応し、治療していく技術を身につける上では、本書では物足りないと思われる。認知行動療法を学び始めた人の最初のとっかかりとして読むのが良いかもしれない。


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