発展途上臨床さいころじすとの航跡blog版 認知行動療法ケースフォーミュレーション入門(精神分析 臨床心理 心理療法)
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 精神医学的診断分類によって診断するだけでは効果的な治療を行うことはできないという観点から、学習理論・行動分析・認知行動療法の知見をベースにして、クライエントの個別性を重視したアセスメントをしていく方法が発展してきた。特にパーソナリティ障害など、複雑な要因が絡み、対応困難となっているケースをうまく理解することができなかったが、それらをも射程に入れて行こうという意欲的な本である。

 行動分析では、刺激―行動―結果の3項随伴が基本であるが、それにプラスして、認知・身体の側面もいれ、さらには環境要因や過去の症状形成なども含めて、トータルにクライエントをアセスメントしていく。さらには、単にアセスメントして終わりではなく、アセスメントから得られた仮説をもとに、実験し、その妥当性を検証することも必要事項として取り入れられている。そのようにトータルにクライエントをアセスメントしていくことは日常的な臨床では通常行われていることであるが、それを手続き化・マニュアル化し、体系にまとめているところが本書のポイントであると思う。

 そして後半では実際のケースフォーミュレーションがどのように進んでいくのかを事例を通して説明されている。



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