発展途上臨床さいころじすとの航跡blog版 認知療法・認知行動療法カウンセリング初級ワークショップ(精神分析 臨床心理 心理療法)
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 名前のとおり認知行動療法について初心者を対象にして分かりやすく解説された本。元々は著者のワークショップを書籍化したものである。認知行動療法を施行する前段階の導入やアセスメントなど詳細に説明されており、実際のセラピーがありありとイメージできるような作りになっている。著者は何度も主張しているが、認知行動療法というとコラム法・認知再構成法であるという誤解があり、そうではないということを繰り返し言っている。その基本スキルとして、以下のものを挙げている。

(1)双方向的なコミュニケーション
(2)アセスメントと心理教育
(3)セッションを構造化する
(4)認知再構成法
(5)問題解決法
(6)その他の認知行動療法



 4~6はのスキルは認知行動療法のパッケージの中身であるが、その説明はざっとで終り、ほとんどを1~3のスキルを重点的に説明している。そして、このような1~3のスキルをきちんと押さえることで認知行動療法の効果も上がるし、後の4~6のスキルもスムーズに施行できるようになるとのことである。

 このような認知行動療法のやり方はかなりシステマティックで、マニュアル化されたものであり、初心者にとっては学習の道しるべが視覚的に分かるので、学びやすいものであると思われる。

 認知行動療法に限らず、導入をどうするのか、初期にどのような対応をするのかはとても大切である。それが治療の進展を大きく左右されることになる。そういう意味で例え認知行動療法をガチガチに施行することはなくても、本書は大変参考になるところは多いと思われる。


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