発展途上臨床さいころじすとの航跡blog版 (精神分析 臨床心理 心理療法)
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知り合いの臨床心理士の先生が横浜でセミナーを開かれるそうなので宣伝いたします。

横浜精神分析研究会

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横浜精神分析研究会のご案内

皆様方には、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
研究会では精神分析に関する文献講読会と症例検討会を開催いたします。文献講読会で取り上げるのはメラニー・クラインです。クラインはフロイト以上にフロイトらしい精神分析を実践し、フロイトでは到達できなかった早期幼児期の理論を打ち立てました。そして、現代の精神分析には欠かせない対象関係論の視点を導入しました。そのクラインの書いた主要論文を11本取り上げて、参加者で講読します。具体的には発表者がそれぞれの論文を要約した上で、疑問や批判を提出し、それを元に参加者全員で議論していきます。
症例検討会については、クライン派や精神分析の症例には特に限らないので、一般的な普通のカウンセリングを行っている症例を発表してくださって構いません。ただ、できるだけ頻度や時間、方法などがある程度構造化された症例にしてもらえたらと思います。発表の方法は、最終2セッションの逐語記録やプロセスノートを持ってくるだけです。症例の概要やこれまでの経過をまとめてくる必要はありません。これによって発表者の負担が減ると同時に、生のやり取りを細かく検討することができます。
文献講読会と症例検討会はそれぞれ独立していますので、どちらかだけの参加でも構いません。ただ、実際の臨床では両方が密接に絡み合っているので、両方参加することで、より理解が深まると思います。

●スケジュールと取り上げる論文
4月14日 イントロダクション
5月12日 子どもの心的発達(1921)
6月9日 エディプス葛藤の早期段階(1928)
7月14日 自我の発達における象徴形成の重要性(1930)
9月8日 躁うつ状態の心因論に関する寄与(1935)、喪とその躁うつ状態との関係(1940)
10月13日 早期不安に照らしてみたエディプス・コンプレックス(1945)
11月10日 分裂的機制についての覚書(1946)
12月8日 転移の起源(1952)
1月12日 幼児の情緒生活についての二、三の理論的結論(1952)
2月9日 羨望と感謝(1957)
3月9日 孤独感について(1960)

●日時
毎月 第2日曜日(8月は除く)
文献講読会:13時00分~14時20分
症例検討会:14時30分~17時00分

●会場(各月①or②のいずれかで開催)
①六角橋地域ケアプラザ
〒221-0802横浜市神奈川区六角橋3-3-13
(東急東横線 白楽駅から徒歩10分、横浜駅西口より市営バスで15分 神奈川大学入口下車徒歩1分、地下鉄 片倉町駅から徒歩20分)
http://www.rokkakubashi-c-waka.jp/company.html
②かながわ県民センター
〒221-0835 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2
(各線 横浜駅から徒歩5分)
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f5681/p16362.html

●参加資格
臨床心理士や医師などの守秘義務をもつ専門家、臨床心理系大学院生など

●定員
20名

●費用
全11回 一般 20000円(講読会か検討会のどちらかだけ 15000円)
院生(修士) 16000円(講読会か検討会のどちらかだけ 11000円)

●申し込み方法
①名前 ②所属 ③電話番号 ④メールアドレス ⑤講読会と検討会のいずれの参加か、を明記して、 kitagawa1856@yahoo.co.jp までご連絡ください。銀行口座をお知らせしますので、振込をしてください。振込を確認できた時点で申し込み確定となります。

●問い合わせ
横浜精神分析研究会事務局
北川清一郎(神奈川大学)
〒221-8686
神奈川県横浜市神奈川区六角橋3-27-1 神奈川大学心理相談センター
kitagawa1856@yahoo.co.jp

●募集要項
http://psy37.web.fc2.com/psyyoukou.pdf

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双極性障害に対する各種の認知行動的技法をパッケージ化した治療者向けマニュアル本。最近になって、このように様々な個別の障害・疾患に応じてパッケージ化した本が結構売り出されているように思う。ADHDやパーソナリティ障害、アスペルガー等々。それだけこの方面の研究が盛んに行われており、日々アップデートされてきているということであろう。

1章と2章では双極性障害やその治療に対する概要が掲載されており、3~4章では心理・認知行動的モデルが示されている。5章以降は具体的なアセスメント方法から介入技法が紹介されている。うつ病に、その他の疾患にもよく使われる認知再構成法も登場する他、気分の変動をモニタリングし、対処能力を高めるような双極性障害特有の技法もある。特に気分の波というのが双極性障害には特徴的な症状であり、この症状によって大きく社会的な損失をこうむることが多いことが特徴である。そのため躁に対する対処はとても大事であるが、それでも躁に大きく振れてしまった時には対処は困難になってしまうので、前駆症状といわれる症状の出始めを見極め、早め早めの対処ができるように援助していくことがポイントになってくるようである。

そして、12~13章では、パッケージ技法ではないが、家族・社会・社会資源に対して配慮するべき点を説明している。

いずれも分かりやすく、今日からでも双極性障害に対して認知行動的に介入できるようになっている。といっても、もともと認知行動療法の素養や技術を持っていることは必要なことではあるだろうが。


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